防犯カメラの設置

防犯カメラを取り付けたいという依頼もここ数年でだいぶ増えたと思います。
マンションなど集合住宅では警戒設置が常識となっています。
その考え方が一般住宅に住んでいる人にも浸透されだしているようです。

数年前までは防犯カメラを取り付けるというお客様には大抵切羽詰まった動機がありました。
必要に迫られて防犯カメラという設備を導入していたのです。
しかし、最近の傾向では「何かあったら怖いから」という理由が増えてきているような気がします。不安を排除するための保険的な意味合いが強まっているのです。

身に迫る危険から家族を守るためには防犯カメラというのはある程度有効な手段です。
防犯カメラというのは犯罪者が犯罪を犯す前にその行動を未然に防ぐような抑止効果を持っているものです。
そして、万が一何かが起こったとしてもその証拠映像が事件の解決を導く可能性も高いです。

しかし、扱い方を間違えると周辺住民とのトラブルの元になる可能性があります。
ですから、設置するときは周囲に対して十分な配慮をとるようにしましょう。

また、防犯カメラがあるからといって必ず犯行を防げるとも限りません。なぜなら誰かが四六時中防犯カメラで監視してくれているわけではないからです。
あくまで抑止効果と事件発覚後の糸口になるものだ、ということを覚えて有効に使うようにしましょう。

ナガサワチューブラー錠

ナガサワのチューブラー錠は主に住宅の玄関ドアやお店の装飾ドアなどに使われています。
シリンダーの部分にはKODAIという刻印がされています。
通常、鍵はブツブツした穴のあるディンプルキーが5本ついてきます。
片側がギザギザしている旧式の鍵もあり、このタイプの様式はほとんどが生産終了となっています。
これは防犯性能が低い鍵ですのでもう作られないというのは当然のことでしょう。

玄関などに鍵を取り付ける時には必ずお客様に指定建物錠の防犯性能の表示を見せて説明をしています。
これから取り付ける鍵がどの程度の性能を持っているのかをわかってもらうためです。
お客様がなにか気になることがあればこの時に質問してもらったりします。
そして最後に出荷時の鍵の本数を確認してから引き渡しが終わります。

そして、こちらのコダイの鍵なのですが、もし鍵を紛失した場合には鍵の作製にも対応しています。依頼されてからすぐ当日中に作製することができます。
合鍵を作製する場合は必ずキーヘッド部分に「KODAI」と刻まれているオリジナルキーを見せていただく必要があります。

合鍵を作るときのことを考えて、必ず一本はオリジナルキーを保管しておくようにしましょう。

ミワロックURシリンダー

ミワロックのURシリンダーは三共立山アルミ玄関ドアの標準キーとして使われていたものです。
この鍵はギザギザしていて裏表どちらからでも開閉することができるリバーシブルタイプでした。

玄関ドアのほうは2007年に廃止されているのですが、鍵交換などのメンテナンスは現在でも受付されています。

この鍵なのですが、鍵の抜き差しがしにくくなるというトラブルがよく発生します。
調子が悪くなった状態で継続的に使用するとその鍵が抜けなくなってしまうこともあるのです。

抜き差ししにくくなる原因としては鍵穴がチリやホコリで汚れていたり、サビによって部品が劣化していたり、合鍵の精度が悪かった、などの理由が考えられます。
シリンダーや鍵の状態が悪いの重なると特に最悪です。鍵を無理に回して抜けなくなってしまいます。
こうなると鍵を抜こうとしても抜けなくなり、最悪は交換しなければならなくなってしまいます。

単純にチリやホコリがたまっている場合はホームセンターなどで売られているパーツクリーナーを使ってシリンダー内部を洗浄することができます。鍵穴の中の汚れを十分に落としてから専用の潤滑剤を浸透させて動きをスムーズにします。鍵が汚れていたら歯ブラシ等で磨いてあげるといいでしょう。

イナホのディンプルキー

この記事ではフキ社のイナホディンプルキーについて紹介します。フキというメーカーはインターロックで有名な会社ですね。

さて、このディンプルキーなのですが、おもに複数の各サッシメーカー錠に対応できるドアノブ式の万能交換錠についているものになります。
アパートの玄関ドアであったり、一戸建ての勝手口、店舗の建具ドアに取り付けられていたり、取り付けることができるものです。

こちらのディンプルキーなのですが、合鍵を作りたい場合にはどうしたらいいのか、と思っている人も多いと思います。
普通の合鍵なら駅前のリペアショップや金物屋、ホームセンターのカウンターなどに足を運んで作ってもらうことになるでしょう。
しかし、こちらのディンプルキーの場合はそうしたお店では断られてしまうことがほとんどです。
ディンプルキーを作成できる精密機械を持っているお店なら作ってもらえるのですが、そうしたお店は町の小さな鍵屋には少ないです。

自分の住んでいるエリア内に対応してくれるような鍵の専門店があるかどうか、ネットや電話帳を使って調べておくといいでしょう。

このような特殊キーの場合は精度の確かさが重要ですので専門家に作成してもらうのが確実です。コンピューターでカットして作成してくれるお店もあります。

そうした専門店では大抵当日中に合鍵を作成してくれるでしょう。